無意識的遠慮

発車時刻丁度


その気になれば乗れる
しかし僕は乗らなかった

なんなら僕より後ろの人も乗った
中にはは閉まり気味のドアを開けようとまでして車両に乗り込んだ人までいた

そこまでの気分ではなかった
もちろん僕には次の電車でもいいという余裕があったからというのもあるが

以前からあった
躊躇い
言い換えれば気遣い
自己主張を控えめにすることに美徳を感じる性質