原点

僕がなぜ焦っているのか


それは孤独の内に現世から消えてしまうこと

死後に汁を撒き散らし財産を見ず知らずの人間に分与されることは納得できない
己の墓地も位牌もなくたって何からの形で死体は処理されるべきだ

バラエティーでしわしわになりつつ孤独に活きる老人

あれはなってはいけない姿

それは避けたい
だからこそ
僕はパートナーに相当する人物を見つけなければならない


とはいえ、今の自分は薄っぺらい関係性

本当に出来るのか